一人目,公平なあみだくじという名の有限群上の調和解析.
前回から強制的に表現論の入り口.本日Shcurの補題.
線形代数も覚束ないのだけど,当人は器用に合わせてくる.
年内に必要な道具だけは揃えておきたい.
二人目,和音のトポス.
先週は竹内外史の「層・圏・トポス」で入り始めて,
あの基礎論独特の拘りと表記方法に困惑したわけだが,
「今回は図書館にあった」というGoldblattのテキストを読んできたとのこと.
部分集合の概念の拡張としてSubobjectの定義しながら,
pullbackの性質,そしてSubobject classifierの定義と一意性,
そしてお気に入りの,Sub(D) ~ Hom(D,Ω).
う~ん,やはりcategoryはarrowを追い回して証明を理解せねばね.
式で書いていると何したかったのか見失ってしまうから.
さて,当人の学習動機はもっと層をきちんと理解したいから,だそうだ.
そこでひとこと言いたかった.「ああ,層か.」
年内ここまで.新年,いつから音楽に戻れるかな.
Topoi, the Categorial Analysis of Logic (Studies in Logic and the Foundations of Mathematics)
- 作者: Robert Goldblatt
- 出版社/メーカー: Elsevier Science Ltd
- 発売日: 1984/02
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