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錯視の数理,戦争の数理(4年ゼミ)

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およそ2月ぶりぐらいの錯視の数理.
あれこれ考えてみたけれど,やっぱり形になりそうなのはベンハムの独楽.
ここに主観色が現れる理由の決着は学術的についてはいない.
けれどいくつかの視神経の反応についての仮説によって,それなりのモデルが作れそうだ.
三原色に反応する各視神経の感覚時間,感覚残像時間の違い,
短い刺激ほど反応時間が遅れることを元にした仮説,
極簡単な原理だけから説明できると面白いのだが.
例えばベンハムの場合,順回転と逆回転で見える主観色が綺麗に反対になるのは
やはり何らかの原理が働いているからだ.
とりあえずモデルを作るにはまだ錯視経験が足りないってことで,
あれこれ実際に作って観察してみることにした.

サイエンスの香り―生活の中の数理

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色の科学―その心理と生理と物理 (色彩科学選書)

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二人目,戦争の数理.一週はぐらかされたけど.
残存兵数をランダム木の時間で色分けした頂点の数として捉えようとして粘ってきたが,
なかなか入り口に立たないので,一度原点,つまりランチェスター則の出処に戻る.
「その時間での損害は相手側の攻撃人数に比例する」というもっともらしい仮定から
ランチェスターの二次法則はでてくるのだが,
この「もっともらしい」部分をより精密に考えたいわけだ.
ミクロレベルでの簡単なやりとりから導けないものかと.
別に複雑ネットワークとして捉えなければならないものでもない.
しかしむしろ,こうして「戦争が生成する木」がどんな特徴を持った木になるのか,
たとえば次数分布の特徴は?といったことが気になってくる.
いや,気になるのは僕が,だんだけどね.

ランダム グラフ ダイナミクス―確率論からみた複雑ネットワーク

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