一人目,スポーツ科学.
ちょっと行き詰った2リンク剛体モデルは休止して,バットの話に戻っている.
撃心とエネルギー最高点の位置を実際のバットで計測してみる,ことを提案.
本日はバットをどこかから借りてきて実験の準備.
バットの重心周りの慣性モーメントを計測してもらうわけだ.
で,その為に剛体振り子の運動方程式を見てきてもらった.
これで測定できる.来週には分かっているかな.
二人目,錯視の数理.すっかり行き詰ってしまった錯視.
モアレレンズでいくらかネタにできそうだからそちらを進めたいのだが,
肝心の当人がこちらから送ったモアレレンズのBASIC実験すらしていなかった.
で,「粗視化」すればすぐ説明できるだろうといざ計算を始めてみると,
どうもうまくいかない.単純に短周期での積分ではダメらしい.
後々じっくり考えたら,「格子」を被せることに意味があると気付く.
ああ,それなら本当に粗視化だ.今度こそ説明できそう.
三人目,キューブ群.もうあとは卒論書いてもらうだけ.
でもきちんと書き始めると色々と不安が出てくるらしく,色々と確認事項を持ってきた.
まぁ,確かにゼミの途中議論を進めるために直感的にそうだろうことを
何カ所か認めた気もする.そこを如何にきちんと書くかが問われているのだろう.
さて,年内にほぼ完成となるかどうか.
群論の味わい ?置換群で解き明かすルービックキューブと15パズル?
- 作者: David Joyner,川辺治之
- 出版社/メーカー: 共立出版
- 発売日: 2010/12/10
- メディア: 単行本
- クリック: 15回
- この商品を含むブログ (2件) を見る