一人目,キューブ群.前回は病欠だったゼミ.
2×2×2の更に簡略版の群構造を,ということだったが,
よくよく考えたら2^3の場合,持ち方の自由度だけ群が小さくなるはず.
じゃぁ持ち方の自由度はどの程度,と考えていたら時間に.
群論の味わい ?置換群で解き明かすルービックキューブと15パズル?
- 作者: David Joyner,川辺治之
- 出版社/メーカー: 共立出版
- 発売日: 2010/12/10
- メディア: 単行本
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二人目,スキーの力学.
前回からネタ探しを本格化しているが,
本日は重心移動について幾つか興味深い話を聞いた.
議論で明らかにしたかったのは数理モデルを立てる上で何を無視するか,だ.
今回はニュートラルポジションを追いたいので,
板を雪面にフラットにすることについて重心の前後移動は本質的かどうか,を考えたかった.
どうやら話を聞いていると,重心の前後移動は板の操作のしやすさのため,
というところが本質のように聞こえて,ならば前後移動を無視しても良さそう.
何しろ当人は冬場滑りまくっている学生なので,
具体的な感覚とともに説明や理屈が入ってきて面白い.
さて,どうモデル化しようか.