一人目,数理音楽.
どうやらTonnetzが出てきた辺りから当人の考察が深まってきたようで,
楽典で本人が学んだことと数理音楽とが上手く合い始めてきた.
ずっと五度進行の「わけ」について無理やり考えようとしてきたのだが,
和音の距離を適切に測る方法を決め,それを元にスムーズな和音進行を定義し,
一方でMaximal Evenの制約下での和音たちを眺めると,
幾つかの組合せ論的結果として確かに五度進行が現れてくる.
幸運にもtriadが7thにmaximalに埋め込まれると同時に
音を変えることなく7音音階にも埋め込める,その事実が利いているらしい.
さてさてようやく形が見え始めたのではないだろうか.
二人目,出会いの数理.
先週はどういうわけだが眠気が去らずあまり進められなかったのだが,
今日は色々不明だった点が一気に片付く.
これで出会いの回数がランダムな場合にも対応できる話になった.
さて,これまでのものを一度卒論としてまとめよう.
話を拡げるのはその後だ.
タイミングの数理―最適停止問題 (シリーズ「現代人の数理」)
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