およそ3ヶ月ぶりにゼミ再開.
一人目,数理マジック.
Gergonne系マジックについては方がついていたので,
今回からはその派生物を考えようと企てている.
とりあえず宿題にしたのが,ダウンアンダーでどのカードが残るのか,
を調べてきてもらった.
で,実際観察すると2冪枚数のときが区切りとなって容易に分析できることが分かった.
アンダーダウンにもすぐに適応できる.
で,この先はこれをやはり力学系として捉えたいわけだが,
枚数が減っていくこの話,どうやって力学系にしようかね.
同時に扱える問題として「継子立て」がある.
まだまだ色々と遊べそうだ.
二人目,マッシングの数理.
1対1DAアルゴリズム関連については教採前までで大体片がついていた.
ちょっとやり残した,男性有利=女性不利の証明を改めて考えた後,
入試制度などの1対多のマッチングへと話を進める.
比較的そのままこれまでの話が使えそうな感触だが,
そのあたり当人に見直してきてもらうこととした.
満足度,なる指標が入れられるともう一段話が深められそうだ.
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