一人目,反応拡散方程式.
今日こそは個別の例についての観察報告があるかな,と思ったら,テキストで気になる箇所を見つけたらしくその話だった.
空間のモードごとに連立の線形微分方程式が現れ,拡散係数の大小で平衡解の安定性を議論しているのだけど,どうもこの話とこれまでの判別式の議論がかみ合わない.
噛み合わなかったのだけど,講義時間がきてしまったので打ち切って,来週へ.
ちょっと具体的な反例で考えてみると良い.
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生物にみられるパターンとその起源 (非線形・非平衡現象の数理)
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二人目,数独の数理.
六独も大詰め.ただ大きな問題として,六独変換群が与えられた生成元のみで本当に生成されるか,というところ.
これについては以前扱った四独変換群の解析方法がそのまま適用できて,それを緻密に詰めていく作業となった.
見通しは立っているので,あとはやるだけだ.
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