一人目,ガチャの数理.
期待利得最大の回数だけでは薄い,ということでちょっとネットで見かけた話題を提供.
要するにクーポン問題だけど,行列の無限和の計算もあってちょっとは厚みがでるかな.
- 作者:坂井 豊貴
- 出版社/メーカー: ミネルヴァ書房
- 発売日: 2010/11/01
- メディア: 単行本
二人目,tritoneが導くコード進行に向けて.
何をどこまで示したっけ,というところで冒頭しばし整理の時間.
tritoneを含む形でのdyadの定義の模索,dyadを骨格とするchordの作り方,そしてその結果としてtritoneによるvoice leadingをchord進行全体につなげていく,という試み.
現在検討しているchordの作り方が本当にtritoneを含む形になるのか.
ここが突破できればvoice leadingに指がかかる.間に合うか.
三人目,Neo Riemann theoryの一般化.
今回はTonnetzがどれくらい抽象化できるか,について.
もう持ち合わせの道具が-表示だけなので,これを頼りにTonnetzづくり.
完全5度の一般化はある意味できるのだが,残りの軸はどうすべきだろう.
もはや周波数比で議論しない,純粋な組合せ論でどこまで話ができるだろうか.
- 作者:Fred Lerdahl
- 出版社/メーカー: Oxford University Press
- 発売日: 2005/01/06
- メディア: ペーパーバック