ゼミの風景

おそらくお気楽はしのすけゼミの諸風景

Top | ゼミ2024卒 | ゼミ2023卒 | ゼミ2022卒 | ゼミ2021卒 | ゼミ2020卒 | ゼミ2019卒 |
ゼミ2018卒 | ゼミ2017卒 | ゼミ2016卒 | ゼミ2015卒 | ゼミ2014卒 | イベント | About

最適化数学,公平なあみだくじ,和音の幾何学(4年ゼミ)

f:id:okiraku894:20141219134734j:plain
一人目,最適化数学.
もういい加減Dijekstra法,解決しようよ,という段階だが,
およそ2時間に渉る議論の末,ようやく解決.
当たり前に見えてしまうことほど証明がし辛いものだ.
そしてその「当たり前」が誤解に基づく場合,更にそれを正すのが難しい.
しかし,本日ようやくその焦点が合った.数学的議論はここまで.
あとは具体例の計算に集中してくれたまえ.
(といっても,あれ,手作業では絶対無理だと思う...)

f:id:okiraku894:20141219153626j:plain
f:id:okiraku894:20141219153945j:plain
f:id:okiraku894:20141219163613j:plain
二人目,公平なあみだくじ,という名の有限群上の調和解析.
ずっとすっとばしてきた有限群の表現論をちまちま進める.
線形代数もままならない状態で,かつこの時期での追い込み.
今回はSchurの補題,完全可約,既約分解.
無いと始まらない概念だからきちんと見てもらう.
さて.ま・に・あ・う・の・か?

f:id:okiraku894:20141219172333j:plain
三人目,和音の幾何学.
前回より二つのpitch set間の遠近を決めるための全順序構造についての観察を始める.
宿題を出しておいたら,「書くほどでもなく,できました.」と.
なるほどこれで全順序になった.ようやく和音の空間配置と結び付けられる.
年内,ここまで.冬休み中にどこまでまとめられるか,さてさて.

組合せ最適化 第2版 (理論とアルゴリズム)

組合せ最適化 第2版 (理論とアルゴリズム)

  • 作者: B.コルテ,J.フィーゲン,浅野孝夫,浅野泰仁,小野孝男,平田富夫
  • 出版社/メーカー: 丸善出版
  • 発売日: 2012/02/29
  • メディア: 単行本
  • クリック: 5回
  • この商品を含むブログ (1件) を見る
Group Representations in Probability and Statistics (Lecture Notes Vol 11)

Group Representations in Probability and Statistics (Lecture Notes Vol 11)

A Geometry of Music: Harmony and Counterpoint in the Extended Common Practice (Oxford Studies in Music Theory)

A Geometry of Music: Harmony and Counterpoint in the Extended Common Practice (Oxford Studies in Music Theory)