ゼミの風景

おそらくお気楽はしのすけゼミの諸風景

Top | ゼミ2024卒 | ゼミ2023卒 | ゼミ2022卒 | ゼミ2021卒 | ゼミ2020卒 | ゼミ2019卒 |
ゼミ2018卒 | ゼミ2017卒 | ゼミ2016卒 | ゼミ2015卒 | ゼミ2014卒 | イベント | About

数理ファイナンス,スロットの数理,行動の数理生物学(4年ゼミ)


一人目,数理ファイナンス.
二項モデルによるストックオプションの評価について.
しかし,会計という仕組みは,何とも実態の見えないものなのだと毎回感じる.


二人目,スロットの数理.
期待利得の付随したマルコフ過程に読み替えたスロット.
母関数の微分として求める方法と,漸化式による方法を検討.
一方,射幸心を煽る台について語るには,利得のボラタリティーを考える必要があることに至った.
さて,どう計算する?



三人目,行動の数理生物学.
寄生モデル2回目.今回で懸案事項が解決.
さて,これらのモデルを,どう面白く作り変えていくか.

分割数,反応拡散方程式,剛体の力学(4年ゼミ)



一人目,分割数.
やはり母関数導入の威力はすごい.
組合せ的にあれこれ対応を考えていたことが代数的に導かれてしまう.
ただその分,組合せ論的な具体性は失われるけど.



二人目,反応拡散方程式.
卒論を見てきてもらった.一通り納得したらしい.
さて,では,この先どんなモデルを考えるか.


三人目,剛体の力学.
慣性モーメントテンソルから導かれること.
そうか,角運動量と角速度ベクトルはずれるのね.
これを日常的に体験するには...

数理ファイナンス,野球の数理,スロットの数理,行動の数理生物学(4年ゼミ)



一人目,数理ファイナンス.
ブラック・ショールズ,本当にやり始めるとそれだけで終わるので,先にストックオプションの2項モデルを見てみることに.


二人目,野球に関する何らかの数理.
結局,包絡分析でいくとのことで,ただしかしこれまで通りの粗いデータのままで議論しても新しいことは(よほどのデータマイニングの力がないと)見えないだろうなぁと思ったので,もうちょっとraw dataに近い状態から,たとえば試合の流れを考慮した視点をDEAに持ち込めないか,と提案してみた.
が,なかなか使えそうなfreeのraw dataは落ちていなそう.さて.



三人目,行動の数理生物学.
今回は寄生・相利共生.まず寄生モデルについて.
平衡状態を導いて,その安定性を探っているところで時間に.


四人目,スロットの数理.
前回スロットの推移図を描いたが,いたずらに複雑にせずに考えようと.
しばし推移図で議論していたら,通常機とAT機の本質的違いが分かった.
で,AT機の期待利得計算をしようとしたら,あれれ,これどうやるんだ...

分割数,反応拡散方程式,剛体の力学(4年ゼミ)


一人目,分割数.
今日は今日でまた組合せ的な込み入った問題で頭を抱える.
そろそろ母関数を使った解析に入ったほうが見通しが良さそう.
ということで次回は母関数を使う方法を見てきてもらう.


二人目,反応拡散方程式.
ミクロレベルからの導出をもう一度確認して,過去にゼミで行った反応拡散方程式の取り扱い方を見てきてもらうことにした.


三人目,剛体の力学.
本日ようやく慣性モーメントテンソルの登場.
なかなか自転車へ行けない.とりあえずコマまで行きたいが.

数理ファイナンス,野球の数理,スロットの数理,行動の数理生物学(4年ゼミ)

問題をどうする,という大きな問題に各々突き当たる.


一人目,数理ファイナンス.
オプションに関するブラック・ショールズによる適正価格と会計のずれについて考えたい,とか言い始めた.
何とも自分には問題がピンと来ないので,とりあえず簿記の仕組みとも絡めてあれこれ説明してもらった.
なにはともあれ,ブラック・ショールズちょっと見てみるかね.


二人目,野球に関する何らかの数理.
ほんと,何らかの数理としか言えない.
問題がなかなか具体化しないのでどちらに向かって走ればいいものか.


三人目,スロットの数理.
ギャンブル系でのネタ探しだったが,結局もう一度入り口だったスロットに戻った.
よくよく話を聞くと,スロットの仕組み自体,一度推移図に書き下して見ようということに.


四人目,行動の数理生物学.
こちらは一度生殖行動の話から離れて,アリの行動の数理モデルとか拾ってみたが,う~んと.

分割数,反応拡散方程式,剛体の力学(4年ゼミ)

ゼミ再開.ここからは個別ゼミ.


一人目,分割数.はるかRogers-Ramanujanの等式につながっていく話題.
例えば分割数の等式

P(n|和因子\equiv \pm1\pmod{3})=P(n|和因子は0-差的)\\
P(n|和因子\equiv \pm1\pmod{4})=P(n|和因子は1-差的)\\
P(n|和因子\equiv \pm1\pmod{5})=P(n|和因子は2-差的)
といった一連の等式.しかし,これは3-差的になると破綻する上に,

P(n|和因子\equiv \pm1\pmod{d+3})\le P(n|和因子はd-差的)
は未解決問題とのこと.面白くなってきた.

二人目,反応拡散方程式による蝶の羽のモデル.
ただ,渡してあった本が研究書過ぎて,ちょっと手が出せなさそう.
そこで,一旦反応拡散方程式の成り立ちそのものに立ち戻って,ミクロレベルから見直すことに.


三人目,自転車の力学に向けて.
剛体の力学へ行こうとしているところ.今日は座標設定でつまずいてしまった.
さて,自転車まで転ばずに行けるだろうか.

数理ファイナンス,ギャンブルの統計,数理生物学(3年ゼミ)


一人目,数理ファイナンス.
前回残していた同値性の証明の続き.
実際には無裁定は起こり得ないと.



二人目,ギャンブルの数理.突然マルコフ連鎖の話.
ギャンブラーが破綻する確率をマルコフ連鎖で計算.
さて,これからどこへ行こうか.



三人目,数理生物学.
今回は交尾前ガードのモデルの紹介.
さて,こちらもどう進んでいこうか.

もうこれ以降は,3年ゼミも個別へと代わっていく.

整数の分割,自転車の力学,数理ファイナンス(3年ゼミ)



一人目,整数の分割.オイラーの五角数定理と分割数.
今回は混乱なく納得できる話となった



二人目,自転車の力学.
剛体の力学系を扱うため,今回は他粒子径の運動方程式など.




三人目,数理ファイナンス.
裁定機会の概念と,それらを取り巻く概念の関係について.
ん~,なんか込み入ってきた.

包絡分析,数理生物学(3年ゼミ)



一人目,包絡分析を野球データに.
今回は,シンプレックス法の具体的操作について.
そして,その方法で確かに最適値に向かえる,ということまでは示していないが.





二人目,数理生物学.
今回は,植物の繁殖戦略について.
こういった話は,どう納得の行く数理モデルを作るか,にかかっている.

ブラックジャック,パターン形成の数理(3年ゼミ)


一人目,ブラックジャック.
ディーラーは17以上になるまでカードを引くことになっているルール.
なぜ17なのか,数理的に説明できるか,という問題が考えられるよ,と指摘.
まぁ,どうやるか分からないけど.



二人目,反応拡散方程式.
チューリングパターン形成の条件を一般論で説明.

結晶群(4年ゼミ)


もうそろそろ着地させねば,の4次元正多胞体.
3次元はBurnside lemmaできれいに片付いた話だったが,よく見ると幾何学的直感を利用している部分もあり,純代数的に扱っておかないと高次元になったときに苦労する.というか,してきた.
ということで,とりあえず3次元SO(3)の有限部分群の決定までをLaTeXにしてきてもらうことに.

野球の統計学,制御工学(4年ゼミ)


一人目,DEAによる野球分析.
数学部分は終わったことにして,具体的データで見てきてもらう.
今日見たデータでは,巨人と広島の順位がなぜこうだったのか不思議な状態.
この順位がどういった塩梅で起こるのかを導くような入力と出力の組を考えられないか,と提案.


二人目,倒立振子の制御工学.今日は最適レギュレータの話.
評価関数(普通はLagrangeanを取るようだ)に対して最適解を求める部分は数学.
でも,評価関数として何を取るべきかは,制御者に委ねられる,といったところのようだ.

完全数(4年ゼミ)


ノルム和完全数を求めて.特段の進展はなく.
ただ,整数世界の完全数探しと似た構造をノルム和が持っているので,
では整数世界の偶数完全数の真似をしてノルム和完全数の形を探ってみてはどうだろう,ということに.
今日の感触では,無さそうな雰囲気だったが...

キューブ群,結晶群(4年ゼミ)


一人目,キューブ群.
もうそろそろ着地を,ということで,やってきたことを俯瞰.
要するにキューブを解く手順を群論的観点で分析した,というところだ.
よくよく考えたら,2面体の群のほうが大きいから,先に2面体を確定させたほうがやりやすいだろう.
で,これまでの研究で3面体だけを動かす方法は調べてあったので,まとめられそうだ.


二人目,四次元正多胞体の数え上げ.
さて,こちら,ちょっと始めるとすぐに見えない壁(正確には4次元が見えないことによる壁)が立ちはだかる.
さてさて,いつ超えられるだろうか.それでももう着地せねば.

ピタゴラス数(4年ゼミ)


ピタゴラス数.
さらなる一般化を求めて, A^2+B^2-\alpha AB=C^2 での考察.
もはや整数を諦め,有理数にまで広げたとき,それでもピタゴラス数を結ぶ1次変換があるのだろうか,といった興味.
まぁ,しかし一旦LaTeXを落ち着かせて,完成させよう.