一人目,錯視の数理はしばらく滞っているため,少々方針転換を促す.
立体錯視は今ひとつ乗り気でないようなので気分を変えて,
昨年度は手を付けられなかった色の錯視へ踏み込もうかと.
で,ベンハムのコマとその数理モデルの話が書かれている本を紹介.
- 作者: 西山豊
- 出版社/メーカー: 日本評論社
- 発売日: 1991/02
- メディア: 単行本
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二人目,複雑ネットワークからの戦争の数理.
しかしこちらも滞っていた.
どういうわけだか複雑ネットワークのテキストを読み進めない.
道具がなくてはその先へはなかなか行けないのだが...
- 作者: 増田直紀,今野紀雄
- 出版社/メーカー: 近代科学社
- 発売日: 2010/04/26
- メディア: 単行本
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三人目,キューブパズル.
3月にはルービックキューブの基本定理まで終わったので,
その先の研究方針を宿題にしていた.
それなりに考えてきていたようだった.
そこでその場で思いついた複数の問題を提示し,
それらを問題の方向性として2つに分類した.
つまり,その他のキューブ系パズルの群を決定する方向.
そして,どのようなキューブパズルが作成可能かという,
多面体の幾何学的な方向.
後者のほうが色々と問題が作れて楽しそうだが,さていかに.
群論の味わい ?置換群で解き明かすルービックキューブと15パズル?
- 作者: David Joyner,川辺治之
- 出版社/メーカー: 共立出版
- 発売日: 2010/12/10
- メディア: 単行本
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