和音のトポス,教採休み後の2回目.
前回より再びNollの論文をさかのぼって読む.
Tone perspectiveのなすモノイドとその上の作用達を考えて,
それらの軌道をあれこれ調べる作業.
終わってから暫し今後の方針について考える.
Tone perspectiveの不満はそれが「響き」を考慮していないように見えること.
倍音関係を考えず音番号を定数倍することに意味があるのか?
和音を捉える話なので本来音楽が持っている時間方向の分析はどうするのか?
当初の目的だった,「和音の色彩」の分類がこれでできるのだろうか?
と,お互い不安を抱きながら進めている次第.