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数独の数理,オークション(4年ゼミ)

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一人目,数独の数理.
4独の分類を以前,軌道の計算によって行ったが,ここでは新たに彩色数の計算を通して数えることを行った.
辺の追加と頂点の同一視を繰り返すことで完全グラフの彩色数に還元していくということだが,ここで行った計算は実際に数独を解くプロセスに他ならないことが分かってきて,ではこれらの観察から例えば解が一意的に決まるような問題に必要な既に数字で埋められているマス目の数はいくつだろうか,といったヒューリスティックな見当がつけられるんじゃないか,ということになった.
なかなか興味深い観察になりつつある.

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二人目,オークションの数理.
ここまでオークションとして扱ってきたのだけど,よくよく振り返ると当人がやりたい話はオークションではなく,アイテムを集めていくタイプのゲームの数理モデルだ.
もちろんオークションのモデル化で培った考え方・手法はそのまま使っていけるのだけど,そろそろ本題に舵を切っておかねばなるまい.
ということで,改めて考えているゲームのモデル化をしてきてもらうことになった.

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