数理音楽.れいによって楽器を鳴らしながらのゼミ.
本日もっとも議論したのがC-major diatonicにおけるavoid note Fについて.
確かにC-E-Gの上にFを乗せるとなんとも外れた感じになって笑ってしまうわけだが,これがどこからくるものなのか,ということ.
EとFが短9度の関係にあることが決定的に効いているのは確かなのだが,それでもここに音を加えていくと和音として成立するものが現れる.
たとえばC-E-G-Bb-Fだ.これはF-majorのVのように聞こえて,それに先行してFがあるとも解釈できる.
この「解釈できる」という部分を何とか数理モデルにできないものだろうか,というのが一つの問題提起だ.
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