一人目,キューブ群.日が空いてしまったのでどこまでやったかちょっと忘れてた.
第二基本定理によってキューブ群の構造までは見てたんだ.
本日は群の大きさや中心,Kernelとしての記述など.
そうそう,中心の位数は2で,それに当たる操作がスーパーフリップというそうだ.
このスーパーフリップ,ちょっと調べてみると半回転を1手と数えるなら
20手が最小と証明されているらしく,一方,いわゆる神の数字,
つまりあらゆる配置が最短20手以下で収まるという結果と合わせ,
最小手数の上限が20手と決定できる大事な操作,ということになる.
終わり際に何やら交換子群の話がちらりと.何をするのかな.
そろそろ,テキストの戻ってネタ拾いになるのかどうか.
群論の味わい ?置換群で解き明かすルービックキューブと15パズル?
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二人目,スキーの力学.こちらも前回から随分時間が経ってしまった.
唐突に「バネの跳ね返り時間」などと出てきて何が始まるのやらしばらく戸惑ったが,
コブ斜面での重心の上下をバネの跳ね返りモデルに見立てて分析しているわけだ.
コブへの撃力を加える時間如何によって滑りが変化する様子が語られた.
さて次は斜面を斜めに滑るときの力学へと進むようだ.