完全数.]での完全数探しなのだが,よくよく見るとたとえば
なので,約数和をとるときの任意性の問題が生まれることに気づく.
で,それを避けようと約数は常に偏角がに移動させて和を取る,などとやってみたのだが,そうすると約数和関数の数論的性質が消えてしまう.積が分解できないからだ.
あれこれ議論して,もう仕方ないから約数和でなく,例えばノルム和にしてはどうか,となった.つまり,
といった具合だ.それでも2だけは互いに同伴なで構成されるため,ノルム和が
などとなり,由来の項が消え,その結果いずれかが偶数であれば,
が成り立たなくなってしまうのが痛い.さて,どうしようか.