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ライツアウトの数理,野球の統計学(4年ゼミ)



一人目,ライツアウトの数理.多項式\nu_{2s}(t)の分離性を巡って.
微分してみるなども考えたが,どうやら有限体 \mathbb{F}_{2^n} のすべての元が x^{2^n}-1=0 の根であることに帰着させる方向のようだ.もちろん,x^{2^n}-1=0 は単根だけからなる.
一方,例えば
\nu_6(t)=t^3+t^2+1,\nu_8(t)=t^4+t^3+t^2+1 から  \nu_6(t)\nu_8(t)=t^7+1=\nu_7(t)+1
\nu_{14}(t)=t^7+t^6+t^4+1,\nu_{16}(t)=t^8+t^7+t^6+t^4+1 から  \nu_{14}(t)\nu_{16}(t)=t^{15}+1=\nu_{15}(t)+1
といった,関係が現れる.また,
\nu_8(t)=t^4+\nu_6(t),\ \nu_{16}(t)=t^{8}+\nu_{14}(t)\nu_{14}(t)=t^7+\nu_6(t^2) といったものも見える.
さて,では一般に,
 \nu_{2^n-2}(t)\nu_{2^n}(t)=t^{2^n-1}+1 だとか,
\nu_{2^n}(t)=t^{2^{n-1}}+\nu_{2^n-2}(t) だとか \nu_{2^n-2}(t)=t^{2^{n-1}-1}+\nu_{2^{n-1}-2}(t^2)
だろうか.
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二人目,DEAを使った野球チームの評価について.
シンプレックス法の式変形の理解にようやく決着が着いた.
さて,これを利用して野球に適用していくわけだが,何を入力・出力にするかが問われるところ.